INTERVIEW 02
居宅介護支援事業所みすず
ケアマネージャー
谷内 尚樹Naoki Taniuchi
Q1
ケアマネになった理由や入社したきっかけは?
自分のキャリアや、仕事とプライベートの両立を考えて
私は介護福祉士から資格試験を受けてケアマネージャーになりました。あるとき自分のキャリアや年齢、仕事の適性について考えたことがあり、介護現場で働き続けるよりも介護計画を立てる仕事の方が向いていると思い進路を決めました。みすず調剤薬局へ入社したきっかけは、家族の関係で函館に移住してきたことと、それと同時に紹介を受けて就職を決めました。居宅介護支援の仕事は時間に追われながらも自分でスケジュール管理ができるので、家庭のことなど、プライベートとの両立も可能です。
Q2
薬局が運営する居宅事業所には、どんな特徴が?
医療と介護が一体になり、QOL向上に貢献できます。
医療と介護は制度としては別ですが、利用者様のQOLを保つ上では両者が一体となったケアが必要です。例えば患者さまが薬を用法通りに飲まない、もしくは飲めない原因を薬剤師と介護スタッフが協力して利用者様の生活の中から探ることがあります。このように多くの職種が関わって情報を引き出し、共有することでケアの質が高まるのではないでしょうか。利用者様の健康状態をより良好に、できる限り長く保ちながら、その人らしさが続く人生を送ってほしいと願い仕事をしています。
Q3
どんな職場ですか?雰囲気など教えてください
スタッフの個性を尊重する職場です。
現在事業所には私も含め3人のケアマネージャーが在籍しており、それぞれ年代も性別もバラバラです。職場内では3人それぞれの長所を生かし、苦手なものはフォローし合いながら業務を進めています。居宅介護支援の仕事は、基本的に利用者様と1対1のものです。ケアマネージャー同士がチームを組んで、何か一つの仕事をするということはほとんどありませんが、事業所内の雰囲気というか3人の和は大切にしています。管理者としてもスタッフの成長をフォローしながら、ひとりで悩まないよう気を配っています。
Q4
ケアマネージャーの仕事の魅力は?
日々積み重ねた経験が、自信に繋がるところ
ケアマネージャーの業務には介護保険の仕組みやサービス内容だけでなく、医療などについても利用者様に関わることは多方面の知識が求められます。経験がものを言い、日常業務の傍ら勉強を続けることは難しい部分もありますが、そのぶん誇りを持って仕事に挑むことができます。利用者さん一人ひとりの生活環境、身体状況はさまざまですので、苦労を恐れずに色々なケースを経験することで自分自身の成長を感じられることも魅力だと思います。